再就職手当っていくら貰えるの?
ナスポテも貰った再就職手当金。
いくら支給されるのかについてです。
目次
支給額の計算(早く就職すれば多く貰える)
残っている所定給付日数によって割合が変わってきます。
1/3以上だと支給日数の残り×60%
2/3以上だと支給日数の残り×70%
早く就職させる目的の制度なので、支給日数が残っていれば残っているほどたくさん貰えます。
例としてナスポテの場合で計算すると
年齢:26歳
月収:30万円(総支給)
※失業手当の計算にボーナスや退職金は含まない
雇用保険加入期間:5年
賃金日額=6,036円
ナスポテが大学病院を辞めたときの条件がこれ
この条件で計算していくよ!
①賃金日額の6,036円に支給日数の残りをかけます。
6,036(円)×90(日)=543,240(円)
②支給日数の残りが2/3以上なのでここに70%をかけます
543,240(円)×0.007×100(70%)=380,268(円)
支給日数を全部残して就職した場合の再就職手当は380,268円となりました。
お祝い金として捉えていますが、こんなにいいんでしょうか?
まぁ、無職期間の生活費の消えてしまうんですけどね。
基本手当日額ってなんだっけ?
再就職手当金も失業手当金もこれがなきゃ始まらない基本手当日額です。
まだ辞めてないけど計算したい人はこちら
今のお給料(総支給額)で計算してみてね。
❶賃金日額を出す
退職前6ヶ月のお給料の合計÷180
※ボーナスは含まず月のお給料だけ
❷基本手当日額を出す
❶で出した賃金日額×給付率(80〜50%)
検索するとシミュレーターが出てくるのでそちらで簡単にやってもOK
給付率をしっかり計算したならこっちの計算方法で
基本手当日額=0.8×賃金日額−0.3×((賃金日額−5,110)/7,470)×賃金日額
※賃金日額:退職前6ヶ月のお給料÷180
※基本手当日額:賃金日額×給付率(50%〜80%)
※詳しくはこちらの記事へ
すでに辞めている人はこちら
すでに辞めていて「雇用保険受給資格者票」が手元にある場合は「19.基本手当日額」の欄で確認できます。
失業手当金と比べると16万ほど少なくなる
ナスポテの場合、失業手当満額だと543,240円。
再就職手当を満額だと380,268円です。
その差162,972円
これをどう捉えるか、、。
少なくなるなら、失業手当をもらった方が良いと思うけど、期間も考えるとそうも言えない。
休みとお金のバランスをどう取るか、悩ましいところです。
再就職手当と失業手当どっちがお得か
支給される金額と期間で月当たりいくらになるか計算してみました↓
失業手当金の場合
543,240円÷6ヶ月=90,540円
失業手当金の期間が半年なのは(給付制限と手続きで3ヶ月)+支給日数90日(約3ヶ月)だから
再就職手当金の場合
380,268円÷2ヶ月=190,134円
月あたりにすると失業手当が約9万円、再就職手当が約19万円です。
再就職手当だと支給金額は低いものの、期間を考えるとお得だと言うことがわかりました。
休みたいけどお金が不安だと言う人は失業手当を待たずに就職するのもアリですね。
まとめ(ベストは退職後2ヶ月以内での就職)
どうでしょうか?総支給額は失業手当金より少なくなりますが早く(重要)貰うことができます。
月あたりにすると失業手当が約9万円、再就職手当が19万円と再就職手当の方が10万円も多くなる。
失業手当金を貰うまでの3ヶ月+支給期間3ヶ月の半年間は長すぎるので、辞めてから2ヶ月以内の就職がベストだと思っているナスポテです。
給付制限の2ヶ月間に就職すれば、貰える予定の失業手当金の70%を頂けるので、期間と金額を天秤にかけるとお得感がありますね。
もし、働き出すタイミングを迷っている方がいたら再就職手当もオススメです。
失業手当を満額もらうと半年間の無職期間ができますが、2ヶ月でも十分だと思います。
もちろん、仕事探しに時間をかけたい・心身とも休めたい人はもっと長く休んだって大丈夫ですよ。
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