失業手当っていくら貰えると思う?(総額・期間・計算方法)

失業手当
potato44

辞めたくても踏ん切りがつかない理由の1つがお金。


いきなり無収入になったら困りますもんね。1人暮らしなら尚更です。


失業手当があることは知っているけど、本当に貰える?いくらなの?期間は?など疑問がたくさん!


気になる失業手当の金額にフォーカスしてみました。

平均的な看護師なら約17万円もらえます

辞めたら次の仕事までちょっと休みたい、、。条件に合う仕事を妥協なく探したいと考えていました。



ぽて子
ぽて子

辞めたい時って次の仕事を探す気力もないほどボロボロだったりしませんか?



でもお金がかかる!


無収入だと生活に困るので、失業手当っていくらなのか?がすごく気になる。


平均的な病棟看護師のお給料は450万円前後。

月のお給料が30万円、ボーナス(夏・冬)トータルで90万円で年収450万円になるパターンが多いかと思うので、この金額でシミュレーションです。

シミュレーション条件

年齢:26歳

月収:30万円(総支給)
※失業手当の計算にボーナスや退職金は含まない

雇用保険加入期間:5年

ナスポテ
ナスポテ

ナスポテが大学病院を辞めたときの条件がこれ


この場合だと失業手当は



1ヶ月あたり169,000円ほど。

約17万円です。



月収30万円だと手取りで24万円くらい。

失業手当は手取りの5割〜8割になると言われています。

手取りの5割〜8割だと120,000円〜192,000円になるので169,000円は当てはまりますね。


※詳しい計算方法は下に書いています。

失業手当の計算方法

失業手当は退職前の手取りの5〜8割程度になりますが、年齢やお給料によって貰える金額が変わるので計算はややこしいです。


賃金日額を出し、そこに給付率を当てはめ、貰える期間を掛けて算出。


ナスポテ
ナスポテ

めんどくさいけど大体の金額がわかります。

シュミレーターもあるので検索すればササッとできますよ。


失業手当の計算

賃金日額を出す

退職前6ヶ月のお給料の合計÷180
※ボーナスは含まず月のお給料だけ

❷基本手当日額を出す

❶で出した賃金日額×給付率(80〜50%)

❸貰える総額を出す

❷で出した基本手当日額×もらえる期間(90日)

ナスポテ
ナスポテ

支払いは28日分なので、1回にいくらもらえるか知りたい時は基本日額×28(日)をすればOK


給付率は50%〜80%と幅があるんですが、賃金が低い人ほど給付率が高くなります。

さらに詳しく算出するにはこちらの計算式に当てはめてください↓

もっと詳しく失業手当の計算

基本手当日額=0.8×賃金日額−0.3×((賃金日額−5,110)/7,470)×賃金日額

※賃金日額:退職前6ヶ月のお給料÷180
※基本手当日額:賃金日額×給付率(50%〜80%)

もう面倒くさい!の一言ですね。

年齢やお給料、雇用保険に加入している期間によって違ってくるのであくまで概算です。

お給料別もらえる失業手当の早見表

計算は面倒なので、お給料別に大体いくらもらえるのかまとめてみました。

なんとなくこのくらいなんだな〜と見てね。



※29歳以下、雇用保険5年加入での計算。

※自己都合退職の場合、雇用保険加入期間が10年未満だと90日間の支給です。

ナスポテ
ナスポテ

10年以上だと120日

20年以上(!)だと150日



年齢によっても支給額に違いが!詳しくは次に載せてます。

支給額に上限があるけど看護師は引っかからない

お給料が高いほどもらえる金額も大きくなる失業手当。

賃金日額基本手当日額には上限があるのでお給料が高い人でも上限までしか支給されません。

年齢によっても違いがあります。

賃金日額と基本手当日額
引用:厚生労働省都道府県労働局・ハローワーク
https://www.mhlw.go.jp/content/001281480.pdf

29歳以下の場合だと月収42万円以上じゃないと超えることはないので看護師だとなかなかないですね。

30歳〜44歳だと47万円越えて上限突破です。ないない。



基本手当日額給付率にも上限・下限があります

給付率
給付率
引用:厚生労働省都道府県労働局・ハローワーク
https://www.mhlw.go.jp/content/001281480.pdf

こちらも月収38万円を超えたら支給率が50%になりますが、看護師の平均給料的には超えない場合がほとんど。

80〜50%の範囲内になるかと思います。

本当に貰えるの?

2年間に通算12ヶ月以上。普通に1年以上働いていればOK。

失業手当をもらえる条件

・雇用保険に加入していた期間が過去2年間に、12ヶ月以上あること

複数の職場で働いていても雇用保険加入期間は通算できる

前の職場から1年以上雇用保険に加入していない期間があるとダメ

前の職場を辞めた後、失業手当を受け取っていたらダメ

1年以上働いていれば貰える可能性大です。

まとめ

看護師を辞めたい!

少しゆっくり休みたい!

次の仕事は条件を妥協したくない!!


そんな時は次の仕事まで期間が空いてしまいますよね?

失業手当のお世話になる日が来るかもしれません。

ちょっと休ませて



働いていた期間が10年未満(雇用保険加入期間が10年未満)の場合は、トータル54万円ほど貰えます。

月にすると約17万円。

1人暮らしの家賃+光熱費+食費を賄えるので嬉しい金額。

金額はいいとして、支給期間は90日って意外と短いと思いませんか?3ヶ月しか休めないのかな?と思ったナスポテです。


支給期間こそ90日ですが支給されるまでの期間も含めると約半年あるんです。

支給まで2ヶ月の待機期間(自己都合退職の場合)や、手続き期間(離職票はよ!)があるので支給開始されるのは辞めてから約3ヶ月後!



約3ヶ月無収入期間+失業手当期間90日(3ヶ月)なので、フルで失業手当を貰うとすると半年は休息期間(無職期間)ということです。

ゆっくり仕事を探しながら休息してはいかがでしょうか?



節約は必須ですけどね!






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ABOUT ME
ナスポテ
ナスポテ
ゆるく働くナース
新卒で大学病院に就職。激務や人間関係のギスギスに耐えられず転職。沖縄でトラベルナースをやっていました。現在はゆっくり働ける病院で働いています。 趣味はイラストと旅行、食べること。なんでも好きですが特にポテトには目がない。
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