辞めたいと思った一言

大学病院を5年目で辞めたナスポテです。
いろんな辛いことがありましたが今でも忘れられない一言があります(悪い意味で)。
今日はそのうちの1つをご紹介!
「あなたのせいだね!笑」
そろそろ終礼がある16時頃。ラウンドに行っていたスタッフもポツポツ戻ってきてナースステーションで記録を書いたり、日中に使った物品の補充や後片付けをしていました。
この日はちょっと落ち着いていた。
私、ナスポテも記録を書くために座った時に病棟の電話が鳴る。
嫌な予感、、。この時間帯と病棟がちょっと落ち着いている状況。こんな時は何か起こる可能性が高いんです。
やはり緊急入院をとってほしいとの電話でした。
以前に入院していた方が転倒した!とのこと。過去に入院していた時の担当は私。
ここからが肝なのですが転倒した理由が「バイクに乗ってよろけた」と、、、。
それが判明した時に言われた言葉が「あなたのせいだね!笑」です。
あなた(ナスポテ)が退院指導をちゃんとしなかったから患者さんが転倒してしまったということです。
水を打ったようにシーン、、、となる病棟。
「あなたのせいだね(笑)」破壊力ありませんか?
実際に言われた時も心にずしんと来たし、今でもふとした瞬間に思い出して落ち込みます。
言われたことある人ってどれくらいいるんだろう、、、。
確かに退院指導でバイクに乗らないでくださいとは言わなかった、、。患者さんが転倒してしまって私もとてもショックです。
退院後はバイクに乗ろうと思っていたことさえ情報収集できていませんでした。

ナースステーションで泣そうになってしまいグッと堪える。
しかし、酷いと思ってくれたのか周りのスタッフが「それは違うよ〜」と言ってくれて、その庇われている状況に自分の不甲斐なさが浮き彫りになったようでまた、またまた泣そうになってしまいました。
言い訳かもしれませんが
患者さんがバイクで転倒してしまった事実は変わらないので言い訳なのかなと思うけど、、、。
バイクに乗って転倒してしまった患者さん。自転車に乗りたいとは言っていてリハビリのスタッフとも情報を共有してました。
ちょっとずつ筋力もついてきたのですが、自転車に乗るのはもうちょっとリハビリしてからだね!というレベルで退院。
自転車の乗るにはまだ早いとなっている以上、それ以上のものに乗ろうとする可能性を考えていませんでした。
私の中ではバイクはエンジンがついているので自転車より難しい乗り物なのですが、足の手術をして足が動かし辛くて痛みもある患者さんには、自転車よりバイクの方が簡単な乗り物だったのかもしれません、、。
高齢の男性でお喋りをしてくれる感じではなかったし、サポートしてくれる家族もいなかったのでもっと踏み込んで生活状況を聞くべきだったなと思います。
バイクに乗って転倒したことにはリハビリのスタッフも驚きだったよう。
緊急入院は立候補した
元受け持ち患者さんということや、この「あなたのせいだね!(笑)」(根に持ってる)と言われた状況もあるので緊急入院はナスポテが立候補して取ることに。
何よりバイクで転んだ(!)患者さんが大丈夫か気になって、、。救急外来からすぐに病棟に上がってくるのでそんなに大変な状況ではないと思いますが心配でした。
救急外来から病棟に上がってきた患者さんは照れたようにニヤッと笑って「ごめん、ごめん来ちゃったよ!」と。
思ったより元気!
痛いだろうに私に気を遣ってくれる感じで更に申し訳ない感出てくる。泣きそう。
ちなみに「あなたのせいだね笑」と言った先輩はとっくに帰っていました。緊急入院を自分が取らなくて良くなったので機嫌も直った模様。
患者さんは幸いなことに大事には至らずで打撲のみ。
様子を見るため数日入院し、リハビリをしてくれるクリニックを探し退院となりました。
バイク(自転車も)には、リハビリでOKが出るまで乗らないと約束して退院です。
まとめ
というわけで、辞めたいと思った一言は「あなたのせいだね(笑)」でした、、。
一応自分なりに一生懸命やってきたつもりだったんですが、実際には患者さんが怪我をして再入院となってしまいショックでした。そこへ追い打ちをかけられた言葉です。
看護師という仕事は患者さんの命や安全に直結しているのでその怖さと常に隣り合わせです。
もう辞めたいと思いました。
看護師という仕事が怖くなった出来事です。