トラベルナースのお給料っていくら?
トラベルナースで働いてみたいけどお給料が少なかったらどうしよう、、。と思って躊躇していたナスポテです。
私が、実際にもらっていたお給料を公開しますので迷っている方は参考にしてみてくださいね。
目次
まずは大学病院勤務だったのナスポテの年収
看護師の平均年収は508万円(2022年度厚生労働省発表)。
平均年齢40.7歳 月収35.2万円 ボーナス86.2万円。夜勤手当や残業代、通勤手当も含みます。
管理職も含んだ年収なので、新卒よりは多い平均年収です。
私の大学病院5年目の年収は480万円ほどでした。
基本給が22万円、夜勤手当月4〜5回ほどで4〜5万円。
残業代が1〜2万円(つけれる分だけで)。
交通手当が1万円で合計28〜30万円くらい。
ボーナスは年間で130万ほどで他の病院と比べたら多め。
他の子の話を聞くと、急性期の残業がたくさん、夜勤がいっぱいな所だと、月に50万あったみたい(残業代がちゃんと貰える奇跡)!
国立や市立に就職した子は月に25万円いくかいかないかだけど、昇給や退職金が多いようです。
こんな風に病院によってかなり違います。
派遣ナースとトラベルナースでお給料が違う
沖縄で働こうと思って見つけたのが派遣とトラベルナースという2種類の働き方。
派遣ナースと、トラベルナースって違いがあるの?と最初は分からなかったのですが、まずお給料が違う。
他にも契約先や社会保障の有無に違いがあります。
どちらにもそれぞれメリット・デメリットがあるのでどちらが自分に合っているか選ぶと良いです。
貰えるお給料も違ってくるので慎重に!
契約先の違い
派遣ナースは派遣会社との契約。トラベルナースは病院と直接の契約です。
そこの違いが社会保障にも関係していてトラベルナースだと病院が年金や健康保険などの社会保険を払ってくれます。
派遣ナースは自分で手続きをして社会保険を払う必要があります。
働き方の違い
働き方の違いもあるんです。
派遣ナースはフルタイムから単発、日勤のみや夜勤専門など働くシフトや期間などが多種多様です。複数の病院を掛け持ちすることもできます。
一方、トラベルナースは大体が「フルタイムの夜勤あり」で常勤スタッフとほぼ同じ働き方です。
常勤との違いは、期間が6ヶ月と決まっていて更新もできるというシステム。気楽です。
お給料も違う
そしてお給料ですが、ナスポテが働きたかった沖縄で派遣ナースとトラベルナースの求人を確認するとトラベルナースの方が貰えるお給料が多かったのです。
派遣ナースはその地域の給料ベースに合わせられているようで地方の沖縄だと低め。
トラベルナースだと人手の足りない病院の募集で高めに設定されているらしい。
同じ病院で派遣とトラベルナースの募集がありましたが、トラベルナースの方がお給料が高いという変なことになっていました。同じことをするのに!
メリット・デメリット。自分にあった方を選ぼう
派遣ナースは1日だけや土日の夜勤だけなど自分の都合に合わせて働けることがメリット。
違う病院の組み合わせで夜勤だけして稼ぐこともできますが、地方だとお給料自体が低いこともあります。
トラベルナースは行きたい地域で働くことができ、社会保険など面倒なことを病院側がやってくれるので煩わしさがありません。
地方で働いてもお給料が下がらないことがメリット。
しかしフルタイムなので思うように休みは取れません。あとボーナスは貰えません。
ボーナスは貰えないけど月々で多く貰えるので許容範囲でした。
私の場合は沖縄で働きたかったというのが一番。
お給料も今までと変わらずに貰え、社会保障もあるトラベルナースはうってつけだなと思ってトラベルナースを選びましたよ。
トラベルナースのメリットまとめ
地方で働くにはメリットが多いトラベルナース。お給料以外にもメリットがあります。
引っ越し補助金が出る
遠くに引っ越しする必要があるのでお金がかかります。しかしトラベルナースは引っ越し費用の補助があり、私は10万円をゲット。
1人暮らしの荷物なので10万円あれば引越し代と航空券には十分足ります。
家具付きの寮がある
いちから物件を探さなくても病院が借り上げている寮があって家具も付いていました。
遠方での賃貸探しって大変、、!そもそも内見に行けない。
敷金礼金もないし、これで初期費用がほとんどかかりません。
病院によっては水道や電気などの光熱費も負担してくれるみたいです。
働く期間は短くても長くてもいい
最低でも6ヶ月は働かなくてはいけませんが、そこで気に入らない職場だったら契約を終了して違う病院へ行くこともできます。
気に入れば延長して働き続けることも可能。
私は3年間同じ病院で働きました。
延長する人がほとんど。半年ってやっぱり短くて最低でも1年は居たい!となるようです。
社会保障がある
トラベルナースに挑戦する前に不安だったのはやっぱりお金のこと。
将来もらえる年金が少なくなったら?とか払っていない期間があると貰えないって本当?とか。
自分で手続きすればいいんですけど面倒だし何か不備がないか心配。
それに、やっぱり国民年金より厚生年金の方がいいなと思って(厚生年金の方が将来多く貰えることになっています)。
そもそも将来は年金が少なくなる、貰えなくなるという話しもありますが、ひとまず置いて今までと変わらずお給料から社会保険が天引きされるトラベルナースを選びました。
やっぱり一番は好きな土地で暮らせること
何より一番は好きな場所に住めること。旅行だけじゃ日数も短くて物足りない。
住んでみて分かることも楽しめることもあります。大変さもあるけどそれも楽しい。
沖縄だと台風がよく来るけどそれも初めての経験で興味深かかったりします。
慣れない方言を聞き取れないけどそれも勉強になる。
景色が今までと違うのも良い。少し行くと青い海が見えることにもテンションが上がります!
好きなところに住めるのって人生でなかなかないので、看護師という職業を活かして挑戦するのはおすすめです。
他の仕事だと就職した場所でずっと働くのが当たり前。転勤がある仕事でも自分の行きたいところに行けないですもんね。
実際にもらっていたお給料額
↓トラベルナースとして沖縄で貰っていたお給料。↓
34〜36万円(夜勤4〜5回)です。
ボーナスはありません。
年収にすると408万円〜432万円。
大学病院で働いていた頃は480万円だったので50〜80万円ほど下がった計算になりますが、寮がが2万円と破格。以前の賃貸は7万円。60万円ほど浮くことに。
結果的に手元に残るお金はあまり変わらず2年間沖縄で楽めました。貯金もできましたよ〜。
ボーナスはないので、周りの常勤の方がボーナスを貰う時期は少し羨ましい。
自分で毎月ボーナス貯金をして、ボーナスの時期に使う対策で乗り切った私です。
実際にもらう総額は常勤のスタッフより多いくらい。
退職金がないのと昇給はしないのでそこはデメリットかなと思いますが、派遣・トラベルナースに限らず同じ病院に長く勤めるというのは難しいと思うので退職金をもらえるよりは月々が多い方が良い派です。
いかがだったでしょうか、思っていたより少ない?多い?
トラベルナースに挑戦したいけどお金の面で迷っているという方に言いたいのは、そんなに心配しないでも大丈夫!
せっかく自由に動けるうちに楽しみましょう♪
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