トラベルナース・派遣ナースは注意!再就職手当の落とし穴
大学病院を辞めてから少しの無職期間後、トラベルナースとして沖縄で働いていたナスポテです。
早く就職すると貰える再就職手当ですが注意点もあります。
普通に働くなら考えなくてもOKですが、トラベルナースや派遣ナースは貰えなくなる可能性もあるので気をつけてね!
無職2ヶ月目でトラベルナースに挑戦
あれだけ切望していた休みですが、無職も2週間を超えたくらいから日常となり、若干の退屈さとお金がなくなる不安から早めに仕事を決めました。
今は辞めてから2ヶ月間が給付制限期間ですが、当時は3ヶ月と失業手当を貰うまでが長くて耐えきれなかった、、。
今なら無職期間が長くても全然耐え切れる気がしますが、当時は生活が不規則だったので不健康だったし、自力で生活リズムを整えるって難しくて早く働いた方が充実すると思ったんです(実際そうだった)。
無職の頃は夜中中起きて朝に寝るみたいな生活だったんですが、そんな夜中にネット検索しているとヒットしたのが「トラベルナース」。
妙にしっくり来て応募してからは、トントン拍子で沖縄に住んでいたという急展開。
夜中の求人検索って夢中になって気づいたら朝ってことありませんか?部屋探しも!
あまり良いことじゃないけど、この時ばかりは良かったなと思います。
それが無職生活2ヶ月目だったので、給付制限の3ヶ月(当時。今は2ヶ月)を待たず働くこととなり再就職手当も満額貰えました。
が、1つ注意しないと貰えなくなるところだったんです!
契約期間と再就職手当の関係
再就職手当を貰うには「1年を超えて勤務することが確実であること」という条件があります。
①受給手続き後、7日間の待機期間を満了後に就職したこと
②就職する前日まで失業している認定があり、基本手当の支給残日数が、所定給付日数の1/3以上あること
③辞めた所への再就職じゃないこと。また、前の事業主と関わりのない所であること
④給付制限がある(自己都合の場合2ヶ月)人は、待機期間7日間の後、1ヶ月はハローワーク、または、紹介業者からの就職であること
⑤1年を超えて勤務することが確実であること
⑥原則として、雇用保険の被保険者になっていること
⑦過去3年間の就職について、再就職手当または常用就職支度手当の支給を受けたことがないこと
⑧受給資格(求職申込み)前から、採用が内定していた事業主に雇用されたものでないこと
引用参考文献ハローワーク
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/doc/saishuushokuteate.pdf
トラベルナースの契約期間は普通半年。
働き出してからは延長するというシステムで、半年ごとに延長し1年2年と延ばせるんですが、最初の契約が半年がスタンダード!
再就職手当の条件に当てはまらなくなります。
紹介業者から病院に相談してもらい雇用期間を半年→1年に伸ばしてもらうことで解決しました。
病院側としても人手が足りないので、長く働いてくれるのは歓迎だったみたい。
沖縄に半年ならまだしも、1年と長く行くことに不安もありましたが「楽しそう」「住むなら丸1年は住んでみたい!」という気持ちの方が強くて、お金も貰えるならと1年契約でお願いしました。
結局は延長して3年間住んだので良い選択だったな。グッジョブです。
トラベルナースもですが、派遣ナースも契約期間を1年以上にしないと再就職手当を貰えなくなる可能性があるので退職→無職期間から働き出す場合は注意してくださいね。
貰った再就職手当の金額
早めに働き出したので失業保険は貰わずでした。
失業保険を貰えるはずだった期間が丸々残っているので再就職手当は満額支給されます!
1/3以上だと支給日数の残り×60%
2/3以上だと支給日数の残り×70%
2/3以上残っているので支給日数の残り(90日間貰える予定だったので全部)×70%
辞める6ヶ月前のお給料から出した「基本手当日額」×支給日数(90日)÷70%の計算です。
月のお給料が約30万円だったナスポテの場合は、ざっくり36万円を貰うことができました!
このお金は沖縄での新生活の足しと前から欲しかったバッグを買いました♪残りは貯金です。
まとめ
どうせなら貰いたい再就職手当ですが、トラベルナースや派遣ナースなど短期間で働く場合は貰えなくなるので注意です。
可能なら1年以上の契約にすると再就職手当の支給条件に当てはまりますので、働き先に相談してみることをオススメします。
「どうしても1年以上は抵抗ある」「半年や3ヶ月の期間限定が魅力」だという場合が再就職手当ではなく、失業手当の方が合っているので、ゆっくり休養しながら次の働き先を探すのも良いですね。
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