大学病院を辞めて職探し③(刑務所看護師)
大学病院を5年で辞めました。
次の就職先に求めるのは夜勤なし、休日多め、できればお給料も高め。
これは良い?と思った求人がクリニック、病院の外来、刑務所の看護師です。
クリニック↓
病院の外来↓
次はめずらしい刑務所の看護師求人です。
面白いといったら語弊があるけど
刑務所なんて今後おそらく行かない場所。
テレビでは見たことあるけど単純にどんな所か興味があり実際に見てみたかった。
これはもう趣味というか性質なんだと思うんですが、私は「人がどんな人生を送ってきて今があるのか」ということに興味があります。
精神科実習ではカルテに人生が細かく書いてあるので、かなり真剣に読ませて頂きました(もちろん担当患者さんだけ)。
そういった意味では、人生いろいろあったであろう人がいる刑務所は惹かれるものがあって面白そう。
それだけじゃ務まらないと思うけど、当時は思いたったらすぐ行動!だったので面接を受けにいきました。
刑務所看護師のお給料と条件
刑務所の看護師という特殊な環境にも惹かれますが、肝心なのはやはり夜勤なし、休日多め、できればお給料も高めなのか。
刑務所の看護師、この条件をクリアしてるんです。
まず国家公務員待遇になるのでお給料は安定・高め。日勤だけなのに年収400万円くらいありました。
昇給も確実にするし、退職金も期待できます。
休日も基本、カレンダー通りの休みで年間休日は120日ほど。もちろん夜勤なし。
正直、条件だけみても美味しい求人だと思う。
面接
ハローワークの紹介でいざ面接!こんなにワクワクする面接は初めて。
当日は5人くらい面接を受ける人がいました。みんなベテランな感じで、私が1番若かったので不安になる、、。
ペーペーが受けていいとこじゃなかった?
刑務官に施設を案内してもらいワクワクが止まらない、、。
精神科みたいに鍵だらけでちょっと怖い。やはり必要なんでしょうね、鍵が。
最後は小論文を書いて3人の面接官との面接をして終了。
小論文は苦手です。
面接は穏やかな雰囲気で、面接官も学校の先生みたいに優しい感じでした。
メリット
面接を受けた3つの中で1番、夜勤なし、休日多め、できればお給料も高めの条件を満たしていました。
しかも国家公務員待遇で昇給や退職金に期待できるのが良い。
デメリット
私的にはデメリットはほぼなし。
しかし、周りの反応がすこぶる悪い。
夫(当時は彼氏)は、もう絶対反対で面接を受けに行くこと自体も止めてほしいと言うくらい。
家族や友達も「なんで刑務所?」という感じでポジティブな反応は一切なし。
刑務所は悪いことをした人が居る場所だし、正常な判断ができない人の集まりだから怖いというのが理由。
そういった人達と普段から接していると気分が落ち込むだろうし、地震が起きた時に受刑者が逃げ出したらどうする?と。
「それは映画だろ」と思いますが、怖いイメージがあるようです、、。
心配してくれるのは嬉しいけどね。
今後も付き合っていくなら刑務所で働くのは止めた方がいいかなと思うように。
面接だけはどうしても受けたくて「受かったらどうしよう」と思いながら夫(当時は彼氏)には内緒で受けに行きました。
まとめ(落ちました、、)
いろんな思いを抱きながら受けた刑務所の看護師。
受かったらどうしよう、、なんて思っていたけどあっさり「不合格」。
看護師って不合格がほとんどないからショック。
やっぱり経験がないのが悪かったのか、小論文が悪かったのか(自覚ある)、面接が悪かったのか、、穏やかでうまく行ったと思ったけど、そういう時に限って落ちるのはあるある。
でも、受かったとしても断らないといけなかったし、、と無理やり自分を納得させ次の求人探しへGOです。
国家公務員待遇という響きに憧れるな、、。安定大好きです。
ちなみに刑務所の求人はハローワークで見つけました。転職サイトでは見つけられなかったので、国家公務員や地方公務員系の求人はハローワークが強いのかなと思います。
ハローワークも真剣にチェックしようと思った体験でした。
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