1番辛かった夜勤
夜勤をしたくなくて色々試行錯誤しているナスポテです。
楽しかった夜勤もありましたが、やはり圧倒的に辛い方が多いもの。
夜勤は辛くなる要素盛りだくさんだと思ってます。
今日は人生で1番辛かった夜勤の話しです。
人生で1番、辛かったのは最初の夜勤
初夜勤って覚えていますか?
私は辛かった夜勤として記憶に残っています。
新人として研修、日勤をこなし次はいよいよ夜勤となったのが6月頃。
日勤でさえまだ不安がありますが、一通りの流れができるようになったということで、初夜勤がシフトに組み込まれていました。
「なんとかここまで来た!」と嬉しい反面、寝ずに働くなんてしたことないし、日勤に比べて人数も少なくハードな予感しかないので不安でいっぱい。
急変するかな?緊急入院も来るのかな、、、と考えていましたが、結果的にはどちらもなく比較的平和な夜勤。
なのに辛いという、、、。
休憩は取れなかったし、残業も1時間くらいしました。
残業、1時間くらい大したことないですが、もうヘロヘロで初夜勤だった私には、永遠に終わらない地獄のように感じましたよね。
帰ったら泥のように眠り、ナースコールの夢を見てうなされるという看護師あるあるを経験しましたとさ。
精神的な辛さがすごい
何が辛かったのかというと、やはりメンタル。
新人として夜勤デビューしたナスポテ。
最初は先輩と2人体制で入ってサポートしてもらいながら夜勤をこなしていきます。
スケジュールが書かれた紙をお守りのようにずっと持ちながら初夜勤スタート!
バイタルチェック、術後の観察、食事の配膳、、と日勤と同じ内容ですが、量が多い!
そして、何より先輩がずーっとついて見てる!!
これが精神的に辛かった。一挙一動を見られているので注意されることもあります。
注意も重なれば緊張と不安からできることもできなくなり、1つのことをするにも合っているか?観察できているアピールもしないと(黙っているだけでは見てないと思われる?)といらん気を使ってしまって時間がかかる。
夜勤ってスピード勝負なので、そんなトロイ新人にイラつく先輩。
私って要領悪いんですよ、、。
序盤からこんな感じで、細かくチェックする新人の私に気を使う患者さんはトイレを我慢していたらしく、バイタル測定が終わるとベッドからジャンプしてトイレへ駆け込んで行きました。
ここでも怒られる私。
ジャンプして転倒したらどうする!?という話しなんですが、若い患者さんでもうすぐ退院だったんです。
でも、まさかジャンプするとは!こっちもビックリです。
そもそも退院真近だし、バイタルを取る必要がなかったと思うんですが、慎重になっているから不安なら取る!そして時間がかかる。観察してますアピールも並行してしてますからね!
ちなみに、この時の先輩は体調不良を無理して夜勤の指導をしてくれていて、この時に座り込んでしまって、、。
めちゃくちゃ焦りました。
もう、私のせいでって感じで、こんなに仕事できなくてすみませんモードです。これが結構キツい思い出として残っています。
この後は、「ヤバいヤバい、巻かないと!」と焦って肝心なところをすっ飛ばして怒られるというね。
とっくに限界だけど休憩できない
神経すり減らし、初めての夜勤業務に追われ、気づけば0時を回っています。
本来ならここから交代で休憩を取るんだけど、まだデスクワークという名の指示取りが待ってる、、。(0時を越えたらDrが出した指示の受け忘れがないかチェックをしてました)
カルテの入力も全然してない!
休憩なんて取ってたら間に合わないの一目瞭然。
指示取りは日勤の終わりにもするし、カルテ入力もやっているので先輩に聞かなくてもできます。
先輩は体調不良もあるので休憩に入って、私はナースステーションの奥の方でひたすら指示とりとカルテ入力をこなしてました、、。
終わらないと思ったけど、休憩時間が終わる頃にはひと段落。
この時ほど甘いものが沁みた夜勤はないんじゃないか。一応、夜勤といえばカップラーメンと甘い物だとリサーチしていたので持っていた。ラーメンは食べれなかった、、。
ひと段落ついたと思ったら、すぐ夜勤後半戦スタートです。
辛かった前半戦が再びという感じ+休憩してない・寝てない辛さも加わりゾンビ化。やっと申し送りが終わったら、先輩からのダメ出しと記録の残りを入力。
そんなこんなで、やっと終わりました。もう2度と夜勤なんてできないと思いましたよ。
まとめ
どうでしょうか?夜勤の辛さも急変した、オペが沢山あって点滴や観察など業務が多くなる、せん妄や認知症の患者さんがいる、など色々あります。
どれか1つだけじゃなくて大変な要因が重なっていることもありますよね。
どれも結構辛いものですが、精神的・肉体的に限界ギリギリだったのはこの1番最初の夜勤です。
朝まで長いんだけど、やること多くて短いし、常に緊張しているので辛すぎでした。
指導のためとはいえ、常に見られているのも苦痛だし、先輩が座り込んでしまったのも(疲れすぎて)、かなりショックでした。
後々、急変やオペ被りなどいろんな夜勤があって、どれも辛かったけど1番最初の夜勤の辛さが強烈です。
夜勤デビューは苦い思い出となりました。
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